7月23日(水)第1回 特別支援教育公開講座を行いました。特別支援学校、所沢市内の小学校の特別支援学級や通級指導教室、児童発達支援、放課後等ディサービス、相談機関や福祉行政の関係者など、幅広い方々が30名以上参加してくださいました。本校職員と合わせ100名以上となり、講義と実技で、熱気あふれる講座となりました。
演題は「子どもの困り感と感覚運動との関係~子どものつまずきへのアプローチ~」。講師は、作業療法士であり、本校の特別非常勤講師として、日々、指導助言をくださっている小川真由美先生です。
学習に集中しにくい、自己抑制がきかない等の子どもを前に、私たちはとかく、その行動のみに注目しがちですが、小川先生は、そうした子どもは、ボディーイメージが捉えられていないため、自分をとらえようがない状態、恐怖感でいっぱいです…だからこそ、枠に収まることで安心したいため、常に変わらない日課やモノの配置などにこだわりをもってしまうと、お話しされました。その不安感を参加者全員で体験し、不安でいっぱいの子どもたちに思いを寄せました。いかに子どもたちに安心できる環境をつくるか、私たち自身が子どもにとって安心できる存在になることが礎になります。
続いて、①前庭感覚 ②固有感覚 ③触覚 それぞれ感じにくい状態と感じすぎる状態を体験しながら、具体的な支援方法を学びました。苦手な感覚は後からそっと1割くらいから混ぜる。心が通じ合った感覚を待ちながらアプローチする。お互い楽しみながら行うことが大切です。
参加者からは「これまで疑問に思っていた子どもたちの行動の理由がよくわかった」「小川先生の理論と実践がバランスよく、わかりやすく楽しい時間だった」「新任で支援級の担任をやっています(中略)彼らの発達の特性は理解できても、どうアプローチしたらよいかわからず、正直お手上げ状態でした。そんな中で今日のお話を聞き、今後の支援に希望が見えた気がします」という感想が寄せられました。ありがとうございました。これからも、一人で悩まず、ぜひ本校に相談してください。一緒に、考えていきましょう。