小学部高学年と伸栄小学校との交流会を前に、9月24日(水)伸栄小学校5年生に、特別支援教育コーディネーターが出前授業を行いました。
5年生にとっては、「総合的な学習 福祉」の一環のため、まず福祉について話しました。本校の児童生徒は、福祉関係者に、大変お世話になっています。改めて「福祉」とは…「ふだんの」「くらしを」「しあわせにする」ことだと思います。5年生も一生懸命、耳を傾けてくれました。
続いて、本校の紹介をしました。スクールバスや教室の工夫など、小学校との違いに、5年生は興味津々。本校には、言葉ではイメージができない、言葉では表現できない児童がいるため、ハンドサインなどを使用していることを話しました。そこで、日常的に用いる「楽しい」「はじめます」「終わります」を覚えてもらいました。交流会で、伸栄小5年生も、一緒に表現してくれる予定です。
最後に「先生をしていて、一番うれしかったことは何ですか」「所沢特別支援学校の授業は何分ですか?」「どんな授業をするのですか?」という質問が出されました。5年生の核心を突く質問。子どもたちの真剣な姿勢に、私が心洗われ、真摯に答えさせてもらいました。5年生の担当の先生と「主体的・対話的で深い学びができましたね」と振り返ることができました。
11月17日 小学部高学年のみんなは、伸栄小学校5年生が来校して、交流会をすることを心待ちにしています。