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第２回目　学校研究を行いました

昨日、第２回目の学校研究を行いました。

第１回は「包括性性教育とはなにか？」「国際セクシュアリティ教育ガイダンスって？」とざっくり知識を学びましたが、第２回は、国際セクシュアリティ教育ガイダンスの輪読会を行いました。

国際セクシュアリティ教育ガイダンスとは、WHOやUNESCOが作成した、性教育の国際的標準が書かれた手引書です。

８つのキーコンセプト：

①人間関係　②価値観・人権・文化・セクシュアリティ　③ジェンダーの理解　④暴力と安全保障

⑤健康とウェルビーイング　⑥人間のからだと発達　⑦セクシュアリティと性的行動　⑧性と生殖に関する健康

それぞれの年齢別にどう子どもたちに伝えるか？系統的に書かれています。

（ジェンダーだけではなく、総括的な概念として「包括性性教育」と現在呼ばれています）

今回の学校研究では、８つのグループに分かれ、それぞれ割り当てられたキーコンセプトの箇所を読んでパワーポイントにまとめ、組み合わせて発表しました（ジグソー法形式）。

経験談を交えて説明する教員もいて、有意義な時間となりました。

7月9日（水）、本校の特別非常勤講師であり、臨床心理士・公認心理士の亀井真由美先生をお招きし、保護者向け研修会を行いました。子どもたちは、発達段階によって、ひとり一人が見て、聞いて、感じている世界は異なります。亀井先生は、太田ステージを手がかりに、それぞれの発達段階ごとに、発達の様子やコミュニケーションのポイントを、わかりやすくお話し下さいました。小１から中３という幅広い学齢の保護者が参加し、後半のグループトークは、時間が足りないほど、盛り上がりました。参加者からは「普段、子どもの行動が理解できずにいたが、息子の発達段階がわかり、行動を推測できるようになった」「先輩のお話を伺えてよかった」といった声を聞くことができました。保護者の皆さんが、毎日大変だけれど、子どもの「心の世界」を知り、子どもと楽しく過ごせることを願っています。