挨拶

                                                                                   学校長あいさつ

 
 

 所沢特別支援学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 本校は昭和55年に開校し、今年度で45年目を迎える知的障害特別支援学校です。学区は所沢市一市であり、地域に根ざした学校として発展しています。入間わかくさ高等特別支援学校の開校に伴い、平成28年度より小中学部のみの特別支援学校となりました。

 平成29年度からは、学校教育目標を新たに「なかま わかる きぼう」とし、目指す学校像を「子どもの立場に立ち 良さをみつけ 可能性を拡げる学校」としました。この学校教育目標には以下のような意味合いが込められています。

 

   なかま
・学校は教員・子どもで構成される集団を活かし、仲間を意識し・認め合い・共に活動する中で楽しさを感じ、活動への意欲を育んでいける場である。

・学校生活の中で、将来的に社会人として、仲間と共に主体的に生きる力を育んでほしい。


 わかる 
・子どもの実態に合った適切な課題(少し頑張ればできそうな課題)に挑戦し、分かった・出来た時の喜びや楽しさを感じることが、次の学習への意欲につながる。

・意欲を持って学習し、分かる経験を積み重ねる中で、今の自分に自信を持ってほしい。

 きぼう
・自分の良さに気付き、自信を持って、進路や将来を思い描き、可能性を信じながら目標に向かって努力し続ける気力・体力を育んでほしい。

・子どもの置かれた環境から将来に希望が持ちにくい場合でも、将来の在り方を教員と共に考え、見通しを持つ中で、希望を見出して頑張る力を育んでほしい。

 

 令和6年度は3名の転入生と小・中合計56名の入学生を新たに迎え、小学部134名、中学部66名、計200名の児童生徒と107名の教職員でスタートしました。学級数は昨年度より2学級増の48学級となりました。

 本校では平成26年度から太田ステージ評価に関する外部専門家を招き、積極的に授業改善に取り組んでいます。また、学習指導要領が新しくなったことを受けて教育課程部を設置し、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けてカリキュラム・マネジメントの推進を図っています。

 今後とも、子どもたち一人一人の見て・聞いて・感じている世界を理解することから出発し、そのニーズに応え、可能性を最大限に引き出す学校づくりに努めてまいります。引き続き、御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

令和6年4月

所沢特別支援学校長 新井 敏彦